競争に勝つ建設会社へ!経審の点数アップと「くるみん認定」を活用して安定受注を実現する秘訣
建設業の皆さん、公共工事の受注に欠かせない**経営事項審査(経審)**の点数アップは、常に経営課題の一つではないでしょうか。
経審の点数は、単なる成績表ではなく、「より大きな工事を受注できる可能性」に直結します。そして、近年注目を集めているのが、**「くるみん認定」**を取得することによる点数アップ戦略です。
この記事では、「くるみん認定」と経審の関係から、点数向上を具体的な利益につなげるための受注戦略まで、詳しく解説します。
1. 経審と「くるみん認定」:点数アップの強力な一手 💪
経審の点数と利益の関係を理解する
経営事項審査の**総合評定値(P点)**は、公共工事の入札に参加する際に企業の競争力を示す最も重要な指標です。P点が高いほど、大規模な工事に入札できたり、競争入札で有利になったりします。
P点が直接「いくら利益を生む」と算出できるわけではありませんが、P点の向上は**「高収益な工事の受注機会」**を増やし、結果として企業の利益向上に大きく貢献します。
「くるみん認定」が経審に加点される仕組み
「くるみん認定」とは、子育てサポートを積極的に行う企業として厚生労働大臣が認定するものです。この認定は、企業の**「社会性等(W点)」**という評価項目で加点対象となります。
| 認定の種類 | 経審の評価項目 | 効果 |
| くるみん認定 (プラチナくるみん、トライくるみん含む) | 社会性等(W点) | P点算出の際の加点要素となり、総合評定値が向上します。 |
注目ポイント:
くるみん認定は、企業の「働きやすさ」を公的に証明し、イメージアップや優秀な人材確保につながるだけでなく、経審という実利にも直結する非常に効果的な施策なのです。
2. 経審点向上を「安定受注」につなげる戦略 🎯
P点を向上させる取り組みは、同時に企業の財務や技術力を高めることでもあります。この向上した力を、確実に「適正な利益率を維持できる工事」の受注につなげるための秘訣は、価格競争からの脱却にあります。
秘訣①:戦略的な案件選定と入札価格設定
やみくもに入札するのではなく、**「勝てる案件」**に資源を集中します。
- 自社の強みを明確化: P点、技術力、特定工種での実績などを分析し、競合が少ないニッチな分野や、自社の優位性が活かせる大規模案件に焦点を当てます。
- 受注前の「実行予算」: 入札前に精度の高い実行予算を作成し、最低限確保すべき利益率を下回る案件は、冷静に見送る判断基準を徹底します。
- 過去データ分析: 過去の落札価格、競合他社の動向を分析し、**「落札可能なライン」と「確保したい利益ライン」**のバランスを見極めます。
秘訣②:企業の「付加価値」を高め、選ばれる存在へ
適正価格で発注者に選んでもらうためには、「価格」以外の要素で勝負しなければなりません。
| 付加価値の要素 | 具体的な効果 |
| 経審P点・技術力 | 大規模・難易度の高い工事への参加資格と信頼性を証明します。 |
| くるみん認定 | 企業の社会貢献度や働きやすい環境をアピールし、入札時のイメージを向上させます。 |
| 高品質な施工実績 | 独自の工法や技術、徹底した安全管理体制をアピールし、指名競争入札などで有利になります。 |
秘訣③:原価管理の徹底による利益構造の強化
せっかく高得点で工事を受注しても、現場で利益が吹き飛んでしまっては意味がありません。
- リアルタイム原価管理の導入: 受注後の実行予算と実績原価のズレをデジタルツールで常時監視し、赤字化の兆候を早期に発見して手を打ちます。
- 仕入れ・外注先の見直し: 定期的に適正な価格で資材調達・外注ができているかチェックし、コストダウンを図ります。
- 生産性の向上: IT導入や業務の標準化を進め、無駄な手戻りや間接的なコストを削減します。
まとめ:経審は「成長の道具」として活用する
くるみん認定などの社会性評価を含めた経審の点数向上は、企業の信頼性を高め、受注のチャンスを広げるための強力なツールです。
しかし、最終的に安定した利益を得るためには、この高いP点を活かして**「適正価格で選ばれる」ための戦略と、「確実に利益を確保する」**ための内部体制の強化が不可欠です。
働きやすさと高い競争力の両方を手に入れ、持続的に成長できる建設会社を目指しましょう!
ご不明な点や、くるみん認定に関する具体的なご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
