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　転職した静岡市の会計事務所が、独立した税理士に顧客の半分を引き抜かれて倒産の危機になり、退職強要され泣く泣く自己都合退職。

　自分のように、不当な扱いをされている労働者を助けられる労働弁護士になりたいとの思いにかられ、介護事業会社に勤務しながら、法科大学院受験を続けて、３回目の挑戦で、社会人枠で母校神奈川大学法科大学院入学試験に合格。弁護士への道が開けたと感じた。

法科大学院３年前期で必須科目単位を落とし、力の限界を感じ、後期から休学、首都圏で再就職活動を行うものの、リーマンショック後の不景気もあり、どの企業も一次面接で不合格、失意のうち、実家へ戻る。その後、非正規雇用の検品スタッフ勤務２年半を経て、名古屋市警備会社で正社員となるが、激務のため１年半でリタイア。実家へ戻り、非正規雇用の交通誘導警備員として働きつつ、社会保険労務士として働ける職場を探し、ある社会保険労務士事務所に採用されるも、不当解雇される。

２０１６年、不当解雇されたことにつき、裁判外紛争解決手続で、１０万円の和解金を得て、雇われない働き方も良いかもと思い、交通誘導警備員と兼業で社会保険労務士事務所を開業。２０２２年コロナ禍になり、社労士業のみに切り替える。

社会保険労務士　国家資格キャリアコンサルタント　交通誘導警備員検定２級